そのまんまたろうのブログ

そのまんまこそ本物だ。自分のそのまんまを、受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。

Sonomamma Taro no Blog

そのまんまがあるだけ。そのまんまを、受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。

LIBRARY

宇多田ヒカルさんのTwitterより

自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの10年で学んだこといろいろ。死に正しいも正しくないも自然も不自然もない。何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能。… —…

「性」について考えるきっかけをくれた本

昔、寺子屋塾で教えてもらった性に関する本(ぼくらのSEX 著:橋本治)を今読み返している。「性」は自分ひとりだけでなく、パートナー・家族・世間、あらゆるレイヤーで共有されている。その中で、日々、その違いを感じることはたくさんある。自分の中で自…

views 471 NPOのマネジメント術 ちづこのブログ No.9

views 471 NPOのマネジメント術 ちづこのブログ No.9 2011.07.05 Tue 友人の加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセンター代表)が、新刊を出しました。『市民の仕事術』I&II、Iが「市民のネットワーキング」、IIが「市民のマネジメント」です。ながいあいだ、…

考現学の誕生 〜しなさいと言わない教育:平井雷太

考現学の誕生 毎日、フッと気になったことをただ書くことを続けていました。らくだ教材を使った教室をやるのに、月刊の「通信」を発行することは不可欠の条件だとは思っていたのですが、私が毎日書き始めても、最初のころは私以外のらくだの指導者に毎日書く…

『持続可能な生き方をデザインしよう』 読書会vol.1 ふりかえり

https://www.amazon.co.jp/持続可能な生き方をデザインしよう――世界・宇宙・未来を通していまを生きる意味を考えるESD実践学-高野-雅夫/dp/475034561X 読書会お疲れさまでした。 今回はオンライン参加と対面参加という初の試みということで、 運営もなかなか…

ブックカバーチャレンジ 7日間で紹介した本

2020/6/1 DAY1 蒲原でバックパッカーズホステルをやっていて、たくさんお世話になっている、こうせいさん さん からバトンもらったので、本の紹介と、最近近況もアップできていなかったので、近況も合わせて7日間アップしたいと思います。 1冊目:池田晶子…

映画『あん』 徳江さんの言葉

あんを炊いているときの私は、いつも小豆の言葉に耳をすましていました。それは小豆が見てきた雨の日や晴れの日を想像することです。どんな風に炊かれて小豆がここまでやってきたのか、旅の話を聞いてあげること、そう聞くんです。この世にあるものは全て言…

「デザインとは、問題に対する解決案構築の全行程である」 (『負のデザイン』 より引用 )

誰もが自分らしく、自分の人生を生きたいと願う。それは、自分の目の前に「問題」や「行き詰まり」があるから生まれ願いだろう。そして、自分の中に、こう生きたいという想いがあるからだろう。だからこそ、その問題や行き詰まりと向き合わう必要がある。つ…

葛藤、悩むことの意味 (「普通がいい」という病 より)

葛藤、悩むことの意味 ここで、「葛藤」という概念についてお話ししておきたいと思います。 この言葉は、日常的にも使われますが、日本語では葛と藤がからまっていることから来ています。葛藤というのは、意識の中に○という気持ち、それと相容れない△という…

「普通がいい」という病 はじめに より一部引用

私はこの問題を社会的な問題として考えたいのではありません。社会制度上の問題をいくら解決したとしても、個々の人間に浸透してしまっている基本的価値観のろころが変わらない限り、モグラ叩きのように、問題は別のところから形を変えて噴出してくるだろう…

今和次郎と考現学 暮らしの“今”をとらえた〈目〉と〈手〉

考現学の方法の特徴は、徹底した客観的観察にある。それもすべての実地において、実情をみる、というところにある。社会の現実がどうなっているかを、忠実に観察し、記録するのである。考古学者が古墳の発掘において、すべての出土品を綿密にていねいに調べ…

「内臓とこころ」三木成夫  文庫版解説  情が理を食い破った人 養老孟司

「内臓とこころ」三木成夫 文庫版解説 情が理を食い破った人 養老孟司 (P201) 久しぶりに三木先生の話を読んで、先生の語り口を想いだした。三木先生の語り口は独特で、それだけで聴衆を魅了する。東京大学の医学部である年に三木先生に特別講義を依頼した…

『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「坂本龍一×福岡伸一」』

『SWITCHインタビュー 達人達(たち)「坂本龍一×福岡伸一」』 坂本:科学の… あの価値観 福岡:(科学は)再現性 坂本:反対ですよね? 何度繰り返しても同じ結果が得られることに信を置くのが科学。 それと反対で(音楽は)一回しか起こらないから良い。一…

真贋

また、なぜ人は悪をなすか、ということについても「嘆異抄」の中で親鸞は言及しています。 「あるとき、親鸞が唯円に『お前は俺の言うことなら何でも聞くか?』と言った。唯円は『お師匠さんの言うことならなんでも聞きます』と答えると、親鸞は『じゃぁ、人…

正しさは冷たさでもある。

正しさは冷たさでもある。 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について 「正しさ」とは「冷たさ」でもある。数センチのオフサイドにより消えてしまう選手と観客の歓喜、いや絶望ですら、それ抜きではサッカーがサッカーでなくなってしまう。 人間は間…

家族のゆくえ

階層や階級の動かしようもなく見える状態も、家族の崩壊につながる家庭内犯罪の凶悪化も米欧先進社会の状態を後追いしている状態も、すでに露出し始めている。 これは希望でもあり絶望でもある必然と考えてよい。 私が自分の貧弱な思弁と体験的な実感と、現…

知のとびら 「女子学生、渡辺京二に会いに行く」

この本、とってもよかったです。 何箇所もチェックしてしましましたが、 最後の最後の「無名に埋没せよ」という章内の 「知のとびら」の一節です。 女子大生へ「しかし、最後に申し上げたいのは…」という渡辺さんの言葉から始まる一節なのですが、とっても心…

相手にうまく伝わらない、誰ともわかちあえないその気持ちこそが〈自分〉

相手にうまく伝わらない、というその気持ちこそが〈自分〉なんだと。自分が深まっていくと同時に、伝わらないという気持ちだって、深まっていく。自分の中で思うことと、誰かに伝わることは全く別のことであって、思っていること、伝えたいことを「言葉」と…

技法以前

私も、「何をしてはいけないか」を考えながら浦河で日々を重ねてきた。木村さんがリンゴのと土の力を信じるように、私も〈当事者〉と〈場〉のもつ可能性を信じているからである。あらゆる問題解決の糸口は、「問題自身」と、「問題が起きている場」のなかに…

“沈黙も言葉なんだよ”

あの人は何も言わないけど、本当は気持ちの中で自分によく問いかけ、自分でよく答え、それを繰り返している。それは言葉に表さなくても、行動に表さなくても、心のなかでそういうふうにしてるってことがある。 人は誰でも、誰にも言わない言葉を持っている。…

フランシス子へ

www.amazon.co.jp ただ、このごろよく思うのは、何か中間にあることを省いているんじゃないか。 何か大事なものかそうじゃないか、それもよくわからんのだけど、本当は中間に何かあるのに、原因と結果をすぐに結びつけるっていう今の考えかたは、自分も含め…

フラジャイル 弱さからの出発

「弱さ」は「強さ」の欠如ではない。「弱さ」というそれ自体の特徴をもった劇的でピアニッシモな現象なのである。それは、些細でこわれやすく、はかなくて脆弱で、あとずさりするような異質を秘め、大半の論理から逸脱するような道の新胴体でしかないような…

「言葉をかみ砕く」

「言葉をかみ砕く指導」って、とってもいい言葉だと思いました。 そして、言葉をかみ砕くプロセスこそ、 まさにコミュニケーションなのではないかと思いました。 「言葉」を僕たちは共有しているけれど、 その言葉での、この世界への切れ目の入れ方は少し違…

人間も北側こそ大切に。

自然農 人間も北側こそ大切に。 自然農を通して感じていることが、 まなゆいにも、教えない教育にも繋がっていて、 この記事を読んで、その実感が改めて強くなりました。 日の当たらない「北側」からの観察で、 虫や野菜の本当の姿を知るということは。 自分…

コミュニケーションの一番の基本的な問題について

普通、コミュニケーションというのは、相手に向かって、いかに自分の気持ちや考えを伝えるのかということが問題だと考えられている。しかし、言葉にして伝える前に、自分の心の中が整理されていないと、つまり自分の世界がくっきりと見えていないと、その思…

まなゆい×べてるの家 自分を助けようとしている自分に出会うこと。

自分には色々な自分がいて、 だめだなーとか、いやらしいなとか、下品だなとか かっこいいなとか、素敵だなとか、可愛いなとか色んな自分がいるけれど、 いっちばん深いところで、自分を支えてくれている自分は、 自分を守ってくれている自分なんだってこと…

自然農 『弱いってこと』

4月から田んぼと畑を始め、自然農を本格的に学び始めました。 自然農の川口由一さんと辻信一さんの本「自然農という生き方」から、「弱さ」について書いてみました♩ 「この果てなき宇宙生命界において、人の存在はもとから弱い小さな小さな存在です。強がら…

まなゆいとべてるの家 “苦労を取り戻す”ということ

まなゆいでは、ネガティブな感情は「お知らせさん」。新しい自分、新しい現実を生きるときが来たよという、よきお知らせと捉えています。 癒しのまなゆいで、どんなネガティブな感情もただ、見つめ、受け入れる。すると、かならず「気づき」があります。 べ…

2016.3.31「オソイホド ハヤイ」

「モモ」に出てくるカメ“カシオペア”は モモが焦っているときにこう言いました。 “オソイホド ハヤイ” 「モモ」の世界では、 ゆっくり歩けば歩くほど、早く進んで、 急げば急ぐほど、ちっとも前に進まない。 そんな場所が出てきます。 モモの大親友のベッポ…

2016.3.24 「沓を落とす人」張良の師匠はただのボケ老人?

ボケ老人だって「師匠」になれる! すべては、「学ぶ側」にあるのだ! 学ぶ側がどんな問いを立てるのか? その「問い」次第で、 ボケ老人だって、 「師匠」と呼ばれるんですな〜♩ 張良がすべてを悟り、兵法の奥義を会得したという逸話 それは、ただのボケ老…