第一子の母乳育児の時は、
おっぱいが詰まった時は母乳マッサージなどをしてもらった。
どんなお母さんも初めての母乳育児であれば、
その対処法もわからないのは当然のことのように思う。
ただ、妻はだんだんと自分で自分のおっぱいを上手に
ケアできるようになっていった。
日ごろから行っていたケアを書いてみる。
①食事について
乳製品の摂取を日ごろから控えることで、詰まる機会は減っていった。
②乳腺のメンテナンス(飲み残し)
赤ちゃんは授乳の時に途中で寝てしまったりする。そういったときに、途中まで吸い上げた母乳が乳腺内に残ったままになっている場合がある。「飲み残し」といわれるものだ。この飲み残しも、母乳が詰まる原因となるようだ。
この飲み残しを、しっかり絞って出す。ことも大切なメンテナンスのようだ。
③乳腺メンテナンス(温める)
乳腺は、温めると広がるようだ。詰まったときに、お風呂に入って詰まり抜けたことが度々あった。乳腺が広がることから、毎日お風呂で乳腺のチェックをして、詰まり気味のところは絞ったりしていた。
また、絞って圧力をかけると、皮膚に負担がかかるようで、トラブルにつながることもあるそう。なので、温めて皮膚も柔らかくすることで、そういったトラブルへの対策にもなりようだ。
④子どもにしっかり飲んでもらう
やはり基本となるのは、赤ちゃんがしっかり飲んでくれること。
子どもの口位置によっても、圧力のかかる腺が変わるようだ。
なので、赤ちゃんの吸う姿勢を変えたり、口を大きくあけさせたりもしていた。
セルフケアができると、気持ちも楽になる
自分で対処できるということは、自分自身に安心感を与えるように思う。
「詰まったらどうしよう」から「詰まってもなんとか大丈夫そう」と思えるようになっていったように思う。
気持ち的にも、大きく違うようにおもう。
また、金銭的なこともある。
授乳トラブルで母乳マッサージをしてもらうにも、
金銭的な負担は発生する。
産後ケア事業もあるけれど、そういったものが授乳のトラブルに対応しているとは限らない。マッサージも継続的に通う場合もある。
経済的な負担がかかるケースは多いように思う。
そういったことも、産後のお母さんの精神的な負担になることはあるように思う。
なので、セルフケアで、自分で対策や、解決策を見いだせることは、
とてもお母さんにとっては価値あることのように感じた。