そのまんまたろうのブログ

そのまんまこそ本物だ。自分のそのまんまを、受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。

Sonomamma Taro no Blog

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子どもとの生活考現学 切り替えて行動することの難しさ

お風呂にしよう。
おむつをかえよう。
もう寝よう。

あらゆる提案をH君にする。

家では自然とその提案を理解し、
目の前にある刺激に折り合いをつけ、
その提案に納得することが多い。

何を言われているのか。
何をしなければいけないのかしっかり理解している。

そして、目の前のきもちと折り合いをつけ、
切り替えることができるようになった。

けれど、家ではなく、
実家に帰省した時、
いつもと違う状況の中で、
いつもとは違う刺激の中で、
その気持ちに折り合いをつけることが難しい。

提案されていること、
自分がしなければいけないことを頭で理解できているけれど、
目の前にある刺激、
じいじばあばと遊びたい気持ち、
いつもとは違った台所、
そこにある道具、
いつもは生まれない遊びの発想がどんどん湧き出てくる。

そんな刺激たっぷりの状況の中で、
お風呂に入らなければいけないこと、
おむつを替えなければいけないこと、
もう寝る時間だということ、

そういう頭で理解できていることと
自分のこころの衝動が対峙する。

その気持ちに折り合いをつけるには、
ある程度の時間が必要なのである。

わかっているけど、できないのだ。
できないというか、時間がかかってしまうのだ。

毎日楽しそうに、自分のこころのままに生きているようにみえるけれど、
毎日毎日、頭の世界とこころの世界がぶつかり合って、
その中で折り合いをつけようと試行錯誤している。

あふれてくる気持ちが大きすぎるからこそ、
それは本当に困難なことなのだと思う。