そのまんまたろうのブログ

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Sonomamma Taro no Blog

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書かなくなった、書けなくなった、書かなかった のか?

2015年に自分のブログを立ち上げて、ブログ記事を書いたり、
フェイスブック考現学を書いたり、
まわりの人にインタビューをして、通信を作成したり、
僕は「書くこと」をしてきた。

だけれど、ここ数年は、「書くこと」から遠のいている。

この記事を書く前も、果たして何を書けばいいのか、
何を今までそんなにも書くことができたのか?という気持ちにさえなる。

僕は書かなくなったのか?書けなくなったのか?書かなかったのか?
そんな問いが生まれた。

今こうして、久しぶりに自分の頭の中にある言葉、
というよりも自分の身体で感じて出ている言葉を文字として書いていく。
そうしているだけで、
自分の頭の中で一生懸命考えても出てこなかった考え、というか気づきが生まれる。


今、こうして書きながら、毎日書いていた時の僕を振り返っていると、
当時の僕は、「書けることができていた」わけではないのだと気づいた。

書けていた時の自分は、「書けていた」わけではなく、
書けない自分と向き合って、その中で書いていたよな。と思った。

書くことがあるから、書いていたわけではなく、
まずは書く、そして書けない日、書くことがない自分にぶち当たる。
でも、書けないなりに、書いていたのだ。
そして、その書けない自分と出会うこと、その中で生まれてきた気づきがたくさんあったのだ。

だから僕は、書かなくなった、書けなくなったというよりも、
書かなかった。のだ。そして、書かなかったというのは、書けない自分、書けない時間、
書けないもどかしさに向き合えなかったのだとも思う。

僕はこれまで「書くこと」でたくさんのことを得てきた実感がものすごくある。
そしてその得たものは、誰かに教わったことではなく、自分で気づいて、自分で発見した、
自分だけのものなのだという実感もある。
だから、自分にとって、書くことはとても有意義なことで、
自分にとって大切なことで、
やった方がいいじゃんと思う。

だけど、できない。
そう簡単にはいかない。みんな自分にとって、有意義で、
やった方がいいと思っていることができていれば、
何も問題はない。

そんな簡単にはいかないけれど、そこから離れないこと、
自分にとって、有意義なこと、大切なこと、やった方がいいじゃんと思えること。
そういうことは、できなくてもいつまでも離れず、諦めず、
そういう自分と向き合い続ける姿勢を忘れないでいたいと思う。

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僕の中に出てきた問い、
書かなくなった、書けなくなった、書かなかった のか?

一番目と三番目の
「書かなくなった」と「書かなかった」の違いはなんだろう。
これって同じ意味なのか?と思ったのだけれど、
僕の中での意味合いは、少し異なるように感じる。

「書かなくなった」
これは、自分の意志はなく、
流れの中で自然と書かない状況になっていた

「書かなかった」というのは、
「書かない」ということに関しての意志決定を
自分自身がしている 

というような捉え方をしている。

書くことがストップしていたこの数年の自分を振り返ると、
「書くことができない」という実感もかなりなくなっていて、
「書く」「書かない」ということへの意志決定がなくなっていたように思う。

「書かない」という意思決定があれば、
「書く」という意思決定もいつかできるのかもしれない。

だからこそ、「書かない」という意思決定は重要なように感じる。

でも、その「書かない」という意思決定をただすればいいというわけではない。

自分がなぜその決定をするのか、自分がどういう状況で、どう自分と折りあいをつけて
その決定に至ったのか?ということがとても大切なポイントのように思う。

「しない」ということを意思決定するのは簡単かもしれない。
だけれど、そこへの納得感がなければ、
その意思決定の価値はかなり薄まるようにも思う。

そう思うと、「しない」という決定よりも、その決定をするまでのプロセスも大切なように思う。

僕は「書かない」とも決めず、書かなくなってしまった。
「書かない」と納得できる決定ができるまで、自分と向き合うことはできなかった。
もしかしたら、そこで納得して「書かない」と意思決定できていれば、
「書く」という決定もできていたのかもしれないとも思う。

自分にとって、有意義なこと、大切なこと、やった方がいいじゃんと思えることだからといって、
いつも自分の身近にあって、自分の近くにあるわけではない。
身近にあるからといって、関係をあやふやにしてはいけない。
そのことと、いつも向き合って、決定して、関係を継続していくしかない。

それは物事との付き合いだけでなく、人間関係も同じなのかもしれないとも思った。

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まずは、子どもが寝て、1日の中でいちばんゆっくりできるこの時間に、
パソコンを開いて、書いてみようと思う。
少しずつペースをつくっていければいいなと思う。