妊娠初期の妊婦さんが、こんなにも大変な日々を過ごしているとは知らなかった。
妊婦マークを付けている、けどまだお腹も大きくない人と出会ったことがある。
そういった人たちが、こんなにも苦労しているとは知らなかった。
つわりがこんなにも大変なのだとは思わなかった。
そして、まだお腹が大きくないし、あかちゃんの胎動だって感じられない。
本当にお腹のあかちゃんは元気なのか?と不安にもなる。
妊娠初期の妊婦さんは、肉体的にも精神的にもとても苦労している。
僕は、お腹のまだ大きくない妊婦さん(妊娠初期の妊婦さん)の世界がまったく見えていなかった。
今の自分が見ている世界は、自分の世界の中にしかなく、
自分の意図した優しさや、善意は、
すべては自分の見えている世界の中でしかないのだと思う。
結局は、意図した優しさや善意というものはそんなものなのだと思う。
だから、優しくしようとか、良いことすることにこだわらなくてもいいのだとすら思う。
それは、自分の見えている中でしかないのだから。
それよりも、自分の世界を広げていく。
自分の今見ている世界は、自分の範囲の中にあるという自覚をもち、
自分が見えていない世界を、どうやったら自覚していけるか?という問いをもち、
生きていけばいいのだと思う。
自分の世界が広がれば、自分の意図とは関係なく、
優しさや善意は相手に伝わっていくのだと思う。