問題が起きなければ、
何も変わらない。
問題を起こしてならないと思い、
問題が起きないように、起きないようにと頑張る。
自分は苦しいのにもかかわらず、
自分が手を抜いてしまえば
問題が起きてしまうからと頑張ってしまう。
問題は、何も悪いことではない。
問題は、動いている証だ。
すべてのものが変化し、
動いているということは、
この世界の普遍的な事実だと思うのだけれど、
人間が頭で作ったルールや決まりは、
どこか固定的であって、変化を嫌う。
だから僕たちは、ルールや決まりを守り、
問題が起きないように頑張ってしまう。
そうすると、
自分自身もその固定されたルールや決まりに
縛られてしまい、固定されていく。
問題は動き出すチャンスだ。
常に世界は動いているのだから、
小さな小さな問題が起きて当然で、
その小さな問題を大事に見つめていく。
そうすれば、自分も動いた存在として、
生きていくことができる。