実家に帰省している。今日は使っていない畑(山)を持っている方に、
その土地を見せてもらった。
この3年間ほど、岐阜の美濃加茂で畑と田んぼをやってきたが、
静岡の地元で、畑や田んぼの「土」に触れることは全くなかった。
今日、初めて畑(山)を見せてもらって、
地元の土に触れたのだけれど、岐阜の美濃加茂の土とは
その土感がものすごく違っていて面白かった。
地元はすぐ近くが海なので、
すごく海の砂のような、砂利のような土感で、
ここは昔海だったのか。ということを感じることができた。
この土地で自然農をやるということは、
この土地に応じて、作物を育てるということだ。
同じ自然農でも、土地が異なれば、自然への応じ方はそれぞれだ。
それは当たり前なのだけれど、何か「答え」があると思っていると、
うまくできているやり方を絶対視し、
自然に「応じる」という姿勢がなくなっていく。
必ず自然が先にあって、それに対してどう応じていくのかを
いつもいつも問われているのだと思う。
いつもいつも変化して動いているのだから、
自分もそれに応じていく姿勢をやめてはならない。