その野菜の状況や、畑の状況、気候、
周りにある草や、虫との相性など、
いろいろなことが関係しあって、
「野菜」が育つわけです。
でも、どうしても「〜をしたら」野菜が育つという思考回路が僕の中にはあるんです。
「〜をあげたら」
「〜をしたら」
「〜の方法でやったら」
そんなことをいつも優先させてしまって、
自分が「何をするか」をすぐに考えてしまう。
でも、その前に、やることは「野菜」の状況や、
畑、その周りの状況を観察することであって、
その上で自分が何ができるか?
どういう関わりをすればいいのか?を考える必要があるのです。
これは、野菜に限ったことではなくて、
人と関わるときも同じなように感じます。
自分自身も、目の前の相手も、いつも同じ状況があり、
同じ行いをすれば、同じ結果になるなんてことはなくて、
いつも状況が違って、
いつもその時々に応じた「行い」があるのだと思います。
だから、いつも今を観察して、今を捉えて、
その上で今必要な「行い」を考えて、実行するしかないのだと思います。
僕の質問の仕方は、
「これをやった方がいいんですか?」
「これのやり方って、どうやるんですか?」というような問い方になる。
いつも、答えを知ろうという問い方になってしまうのだけれど、
「自然農」に限っては、
明確な答えは、問われる側も返せない。
だから、いつもおばちゃんは、
「とりあえずやってみて教えてちょうだい♩」とか、
「こういう場合もあるよ♩」という答えを返してくれる。
自然農をやる中で、
自然と関わり、自然の恵みをいただける喜びはもちろんあるけれど、
こういった、農を超えた気づきがあることもまた、
自然農をやる喜びなのだと思っています(^ ^)
そろそろ苗床作りの準備です。
いよいよ田んぼの季節がやってきます♩