6ヶ月間の経営ゲームが終わりました。最終回の学びをまとめさせていただきました。
- 決算書
経営ゲームでは1期・2期・3期……と経営を続けいていくわけですが、1期から始まり、手持ち現金も、人材も、資材も、市場も、全てが変化していきます。
その中で、変化に対応し、見通しを立てて進んでいかなくてはなりません。
まず、自分の変化をどのようにして気づくのか?その方法はもちろんたくさんあるわけだけれど、この決算書がどれだけよくできてることか。(最終回にしてようやく気づきました。。。)
数値として、今の自分の経営状況と、過去からの経営の流れがわかります。そこから、自分の現状、市場の流れを読み取って、判断していくわけです。
こういった、自分を振り返るツールを持つことは、経営に限らず、自分の日常生活でもとっても大切だと思います。
僕たちも会社と同じで、毎日変化して、その変化した自分に対応していく必要があります。毎日の自分の変化に気づくために、自分を振り返るということがとっても大事なんだと思います。
そして、その振り返りのツールをそれぞれが持っていること。それがとっても大切だなと気付かされました。
- 手元にお金を残すこと自分から学んだこと。
この経営ゲームでは、資本金300円で、そこから資材を仕入れて、制作して販売していきます。ですので、仕入れの時に必ず手持ちのお金を使うことになります。
講座を受ける前は、とにかく手元に現金のお金がないと心配でしかたがありませんでした。でも、ゲームを経験するうちに、「現金」の役割がなんだかわかってきました。
最初の僕は、手元に現金を残しておくことで、自分を安心させていました。手元に現金はあることが、いいこと、というか保険みたいに捉えていました。
でも、実際に1期の中で手番(意思決定の機会)は限られていて、現金を最大限に使って、資材を仕入れていかなければ、会社は続きません。
僕は、自分を安心させるために、お金を残していたわけだけど、その方法は完全に間違っていたことに気づかされました。これって、経営に限らず日常生活の中でたくさん起こっている過ちのように感じます。
自分が勝手に作り上げている、自分を守る方法。だけど実際はそれって自分を苦しめていることもあると思いました。
- お金のせいにしていた自分
お金が人の欲をかきたてて、この社会をダメにしている!なんて、思っている自分がいて、この経営ゲームに臨んだわけだけれど、今はあまりそんな感情は起きません。
お金は人と人をつなげていて、人と人の間にお金がある。お金はそのつなぎ役をしてくれているようなもので、僕がお金に対して悪者扱いしてしまうのは、人との関わりに問題があるからだと思いました。
だからこの6ヶ月間で、僕も僕なりに変化していて、人との関わり方が変わってきて。そうするとお金の見方もちょっぴりだけど変わってきた。そんな感じもしています。
この経営ゲームのように、自分を何かに映して、自分を知っていくこと。それが本当に楽しい。誰かから教えてもらうわけでもなくて、自分で自分に気づいていく作業。みんなの気づきを基にして、また自分に問うてみる。
その繰り返しで、いつも自分は変化していて、いつも同じことなんて絶対になくて、その変化に自分が気づいていく。
そうすると自分との距離がちょっとずつ近くなっていく気がする。でも、また自分という存在の大きさ、不思議さを思う。
その繰り返しなんだけど、自分をみつめて、自分に問う、そして自分の中に気づきが生まれることが何より楽しい。
自分で気づきを生み出すということは、
とっても豊かな学びだなと思います♩
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