2017.1.28
V.O.P 予告編その⑵ 上映会を終えての感想
⚫︎べてるの家というものをはじめて知り、精神と向き合うこと、人との関わり方、とても色々と考えるきっかけになりました。できない自分をみとめることを、正直にしている人たち。そんな人たちを理解してあげている人たち。
家族でなくても、血が繋がっていなくても、その一人と本当に向き合うことをしている人達がいることに嬉しい気持ちもありました。
また、普段の自分はどうだろうか?いつも近くにいる人のこと、どのくらい分かろうと知ろうとしているかな…と考えるきっかけにもなりました。
自分以外の誰かのために生きる時間が増えるほど、人は生きている喜びを感じられるのかなとも思いました。
目の前の人に向き合う、今の自分を認める。それからどうするのか。何をする?ということは生きていると、いつもいつもあることだと思いました。
その時を感じながらゆっくり生きる、自分の変化も楽しみにしながら生きる。それで良いのかも。と思っている自分にも気づきました。意見を共有できて楽しかったです。ありがとうございました。
⚫︎振り返りをすることはやっぱり良い。自分が忘れていた感情に気がつく。自分を客観視して、感情移入しすぎないようにしたいと思った。人それぞれみている視点が違って面白いと思った。
出演者の人達がこんなにも自己開示ができるなんて…すごいと思った。本人たちは自分の姿を映像で見て、どう感じたのか気になる。皆で情報・時間を共有することで新たに感じたことがあった。一人の人が出したカードをもっと深く掘り下げたいと感じた。時間が足りない。みんなで感じたことを共有できるのは嬉しい。
⚫︎終わった。2回目のべてるのビデオ。次は3回目だ。大いに楽しみたい。すっきりさせましょうね。
⚫︎べてるワールドに久しぶりにお邪魔しました。今日、電車で向かっている最中に、2016年8月30日の上映会の感想を書いたブログを読みました。そこには温かさや場の雰囲気について書いていました。今回も同じように温かさや場の雰囲気がいいなぁと感じていました。なぜこんなにも温かいのだろうと思った時に、「その人たちの弱さや苦労」があるからなんだろうと思います。発せられる言葉は全てその人たちの人生を表しているから、本当に温かい。向谷地さんや川村先生も医者として、常時関わっているわけではなく、共にいる感じがした。べてる作業所?の社長さんが話されていたが、「弱さ・苦しさは可能性」なんだと気づかされました。
⚫︎上映会で映っているべてるの人たちを見て、「生きている感」の熱量がすごいと感じました。窮屈な社会に過ごしている自分にとって、こんな世界もあるんだなと思いました。普通は症状があると、それを取り除こうと頑張り、逆に症状にとらわれ、かえって悪化することもあります。でも、べてるの家の世界は、症状があってもいい、再発してもいい、とか、世間とは逆の発想で、びっくりします。それが症状にとらわれなくなり、本来の自分に戻れるような気がします。
幻想、妄想をギャグにしているのが、ドキュメンタリーお笑い番組のようでした。その世界を作るには、しっかりとしたルールづくりをしていると感じました。一般社会では受けつけなくても、べてるの家では、どんな人たちでも歓迎してもらえるとても優しい空間だと思いました。上映会を終わった後のみんなの感想もとても学ぶことが多かったです。
⚫︎べてるの家の映画をみるのは2回目ですが、1回目を見た時よりも気づくことが多く、味わい深い映画だなと思いました。今の社会にはない場所ですが、昔はべてるのような場所がたくさんあったんではないかと思います。べてるのような世界観のある場所がこれからも生まれてくることと願っていますし、僕自身もそういった場を作ったり、存在になれたらと思っています。
べてるの場づくりやミーティングには、コミュニケーションの核になる様々な部分があり、それを1つ1つ言語化する事が有益なコミュニケーションツールになるのではないかと思っています。
⚫︎今回べてるの家のビデオを参加者の人たちと観ることで、一人で本を読むことでは気づけないことを感じることができないことに実感を持ち気づくことができたように思います。映像の中に映し出される生きた人々の生きる姿から、生が生きていくこと、変化していくことを学びました。周りの人たちは無理にその人を変えようとしていないし、本人も私はこうなりたい、変えようと生き込んでいないのに、共に働きながら、対話しながら生活レベルの中で結果として変わっている。そんな姿が印象的でした。登場するべてるの人々や向谷地さん、川村医師たちは、自分の目の前で起きていることや、自分の感じていることに目を背けずに、嘘をつかずに、素直に受け止め変化していっていると思いました。こうした生き方は健康な生き方なのかもしれません。そうした日々の中で援助者でも非援助者でもなく、共に生活し、学習者として人々が存在していると思いました。自分も仕事上、精神疾患を持った人々と関わることも日々ですが、そうした人たち、そして自分から常に学び、社会の中で実証していくことが大切であると気づきました。そして、向谷地さんや川村医師の活動する姿を見て、同じように精神疾患や生きづらさを抱える人々の生活や仕事、学習の場をつくることに、奔走する自分の勤務する法人の代表の姿が浮かびました。自分がそうした人と共に働けている幸せに気づくことができてよかったです。
⚫︎まず、この予告編その2をみるのは、4〜5回目でしたが、いつみても、この映画に気づきや学びがある。そして、みんなでみて、シェアするとより深まると思いました。予告編2を何回も上映会するのもいいなと思いました。
べてるの家をみると“場”の豊かさというのは、こういうことなのか、ということが分かる気がして、多種多様な意見があると同時に、多種多様な人が“いる”ことが大切で場の豊かさに貢献しているのだと思います。どうしても皆が同じ方向で、同じ姿勢でいることが大切だと思われがちですか…
また赤尾さんの“チケット販売から人生がみえてきた”というエピソードもとっても心に残りました。日々の中にあらわれてくる自分から、気づき、自分の人生をみつめるプロセスはらくだメソッドとも重なりました。どんなことでも、自分が反映され、そこから自分に気づいていく姿がとても感動しました。次回の上映会もとても楽しみです!!
生きてるってのは やっぱりね
簡単だけどむつかしい
生きてれば
いいことがあるのが本当
一つ一つが 明日生きてると
いいことがある
また 明後日も 生きてると
いいことがある
その次も 生きてると
いいことがある
淋しい時もあるけど そう思う
*振り返りセッションで出た付箋