⭐︎そのまんまぴくちゃーず:http://taroshio.tumblr.com
「*なるべく1度で約分しなさい」
階層や階級の動かしようもなく見える状態も、家族の崩壊につながる家庭内犯罪の凶悪化も米欧先進社会の状態を後追いしている状態も、すでに露出し始めている。
これは希望でもあり絶望でもある必然と考えてよい。
私が自分の貧弱な思弁と体験的な実感と、現在まで持続してきた思想的な営為とを挙げて率直に言えることは、「人間力」(人間が理想の可能性を追求する力)と「想像力」を個々人がもつことだと考え、そう述べてきた。
米欧並みのこの負の先進性を極限まで後追いすることを可避するためには、この負の先進性を自己慰安的な意味で自意識化するほかならないからだ。社会や政治権力の文化史と文明史に基づく先進性が必要だとするなら、自己意識の底まで届く内省のほかにないとおもえる。いいかえれば、自意識的に自分たちの構想力を付け加えるべき時に至っているとおもえる。
「構想力」「理想力」、あるいは勝手な言葉を使えば「人間力」、それをもって歴史の傍流をつくり出すほかない。わたしにはいまそういう思いが蔽いがたくやってくる。
「過去について考えることは、未来について考えることと同じである」
僕の目の前に起こる問題に対して、
「問題だ。解決しなければ。」と焦らないこと。
それを「問題」としているのは自分自身であって、
なにを根拠に「問題だ」と思っているのか、よく自分を見つめてみることだ。
そして一つずつ、一つずつ、自分に質問してあげる。
そうすると、自身の囚われとか、
自分の固定観念みたいなものが絶対あるのだ。
問題を解決することを焦らずに、
今、目の前に起こっている物事を冷静に受け入れて、見つめてみることだ。
それが本当は問題でないことだってたくさんある。
自分にとって大切な人や、身近な人との関係の中で起きる問題こそ、
どうしても冷静になって見つめることは難しいけど、
「問題をすぐに解決しないこと」という言葉を大事にしたいと思った。
アートディレクター佐藤可士和さんの
目に見えないコンセプトを形にするのはとっても難しいと思うんですが、何か秘密はあるんですか?
こんな問いに関して、こんな風に答えていました。
何かいいアイディアがぱっと浮かぶことなんて全然ないんです。「対象物の中に答えがある」それがわかってから、アイディアが出なくなる恐怖感がなくなりました。必ずアイディアはでる。
広告は演出するこではなく、むしろ本質に向いていくこと。洋服を着せることではなくて、裸にしていく。その時にたったひとつ残ったことが、そのコンセプト。
小学4年生-28 分数(7)の問題をやっています。
全部で45問、めやすの時間は10分という内容でした。
このプリントの凄いところの1つは、
足し算も、掛け算も、割り算も、分数も、
全てプリントを通して、
そのやり方や、考え方に自分で気づける。という点だと思います。
このプリントを作られた平井雷太さんが、
子供がどんなところに疑問を感じ、
どんなところでつまづくのか?
どこがわからないのか?
そして、どんな順序でわからない体験をし、
どんなヒントがあれば、自分で気づけるのか?
そして、どんな「できた」を積み重ねていけばいいのか?
そんなことを1つ1つ丁寧に考え抜いて、
作られたプリントなんだと思います。
このプリントの誕生は、
平井さんがご自身の息子さんのために作った教材だとお聞きしましたが、
やはり、平井さんのお子さんへの愛情がずっしりと詰まっているプリントだな。といつも感じさせられるのです。
「家族」という関係でなければ、
ここまでのプリントなかなか作れないんじゃないかな。とも思ったりします。
それだけ、お子さんへの愛が感じられます。。。
そんなプリントをやっていて、
今日は分数のプリントでしたが、
この1枚のプリントの45問の中でも、問題を作った方(平井さん)のメッセージがあるわけです。
たとえば、分数のやり方を「理解」する問い。
理解した上で、ヒントなしに「自分で考えてできる」ようになる問い。
そして、「考えずにできる」ようになる問い。
1枚のプリントの中に45問の問いがあるのだけれど、
その問いにある込められているものは、
全て同じではない。ということです。
そして、「理解」する問いに対して、
考えずに急いでやってしまうと、後になって分数の概念がわからず混乱したり、
「考えずにできる」ようになる問いに対して、
考えて考えて解いていたら、めやすの時間内にはできません。
「問い」と「答え」の息が合っていること、
問いを作った人の想いと、答える側の受け取りが一致したとき、
1枚のプリントをスムーズにできるようになり、
計算する力も自然と身についていくのだと思いました。
計算プリントに限らず、
「問い」を出してくれている相手と、自分の息があったとき、
コミュニケーションもスムーズに、
心地よく進んでいくのだと思いました。
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