「沈黙も言葉」
言葉を大切にするって、
いったいどういうことなのだろうか。
まなゆいをやっていると、
「沈黙」の時間があります。
目の前の人が、言葉が出てこなくても、
ただただそんな目の前の人の姿を、
受け入れ、認め、ゆるし、愛していく。
それは、相手が言葉を放つことを「待っている」というよりも、
目の前の人が、自分自身に問いかけている言葉、
その人の中で生まれ、その人の中で完結する「言葉」を大切にしている時間なのだと思います。
誰かに何かを伝えたり、
自分の外へ表現するための「言葉」も大事なわけだけれど、
自分の中に生まれ、
自分の中で完結する、
決して音として、文字として表現されない「言葉」だって、
同じくらい大事なんだ。
まなゆいの中で出会う「沈黙」の時間は、
そんな相手の「言葉」を大事にしている時間なのだと思います。
二人の間に生まれる状況は「沈黙」といえる状態なのかもしれないけれど、
聞こえないけど、存在する「言葉」までも大切にしている、
そんな深く優しい時間なのだと思います。
*去年の8月に書いた記事からさらに書いてみました*
「沈黙も言葉」という言葉は、
吉本隆明さんの「ひとり」という本の表紙に書かれていて、
その本を読んだときに、この8月の記事を思い出しました(^ ^)
*** *** *** *** *** *** *** ***
日々の情報はこちらで発信しています
⭐︎そのまんまぴくちゃーず:http://taroshio.tumblr.com
自然の美しさをそのまんまお伝えします!
⭐︎まなゆいセッション希望の方は、こちらまでご連絡ください
taro.sonomammaあっとgmail.com
*** *** *** *** *** *** *** ***