ファシリテーターのときに、どんな視点から
自分を見つめて、振り返ればいいのか疑問に思った。
もし、目の前の人に教えることが決まっていたり、
テストに合格させるためだったら、
自分のその人に対する対応や、場の作り方は、
その人の結果を見ればいいだけである。
でも、振り返りのセッションの場は、
その場に集まって、映画を共有したみんなが
相互に関わり合いながら、その場にいた人だからこそ
生み出せる場であり、その場だからこそ生まれる、気づきや学びがある。
そうなったとき、ファシリテーターは何を基準に
自分を振り返ればいいのか、と、ふと疑問に思った。(ここまでが昨日の記事)
そこで、寺子屋の井上さんに質問したときに、
いくつか井上さんの中で大切にしていることをお聞きできた。
それを聞いて感じたことは、
自分はどういう局面を大切にしたいのか?
場にはどういう力や可能性を感じているか?
参加する人にどういう気持ちでいてほしいか?
そういう「場」への想いがまだまだ育まれていなくて、
ファシリテーターとして存在するだけで一杯一杯だったな。と思った。
想いが育まれるからといって、「場」へのアプローチが
大きく変わるというわけではないけれど、
そういう想いがあることによって、
自分を振り返ることができて、
自分自身をまた違った角度から
見つめることができるのだと思った。
だから、場への想いが深まることは、
自分をふり返ることのできる視点が生まれることなのだと思った。