「できない体験」から意味を生み出そうとしないこと
仕事と1枚のプリントは全く別のものである。
仕事が忙しいから、プリントができない。
忙しくて時間がなくて、
1日1枚のプリントができない。
そんな風に思っている自分がいて、
でも、プリントと仕事は全く別物で、
「できない」ということに対して、
いろいろな事柄をひも付けて、
「できない」意味を生み出している。
そして意味を生み出して
できない体験に、決着をつけて安心しようとしている。
意味が生まれたところで、
この「できない」という体験はとどまってしまう。
1つのできない体験の中に、
そのできない意味はあらゆる角度から、
導き出すことができる。
深めることができる。
できないことへの意味づけは、
結局「わかる」(できる)の方向へ
自然と向かってしまっているように思う。
だから、できないことの意味なんて生み出そうと、
引き出そうとせず、
今、この自分の本当の事実に目を向けたい。
それは結局、できない自分をただみるということ。