Sonomamma Taro no Blog

日々の中で感じたこと、気づいたこと、学んだこと

「言葉をかみ砕く」

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 「言葉をかみ砕く指導」って、とってもいい言葉だと思いました。

 

そして、言葉をかみ砕くプロセスこそ、

まさにコミュニケーションなのではないかと思いました。

 

「言葉」を僕たちは共有しているけれど、

その言葉での、この世界への切れ目の入れ方は少し違っている。

 

だからこそ、自分の言葉をいつもいつも噛み砕いて相手と近づいていく。

コミュニケーションは、

「分かり合えないことからはじまる」という言葉が、

とてもわかりやすく書かれている記事だと思いました。

 

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「寝ながら学べる構造主義」の一節を思い出しました。

ソシュールは言語活動とはちょうど星座を見るように、もともとは切れ目の入っていない世界に人為的に切れ目を入れて、まとまりをつけることだというふうに考えました。

 

「それだけを切り取ってみると、思考内容というのは、星雲のようなものだ。そこには何一つ輪郭のたしかなものはない。あらかじめ定立された観念はない。言語の出現以前には、判然としたものは何一つないのだ。」

 

言語活動とは「すでに分節されたもの」に名を与えるのではなく、満天の星を星座に分かつように、非定型的で星雲状の世界を切り分ける作業そのものなのです。ある観念があらかじめ存在し、それに名前がつくのではなく、名前がつくことで、ある観念が私たちの思考の中に存在するようになるのです。(寝ながら学べる構造主義 p67)

 

https://www.amazon.co.jp/寝ながら学べる構造主義-文春新書-内田-樹/dp/4166602519

 

 この本も、ぜひ読んでみたい!

https://www.amazon.co.jp/「言語技術」が日本のサッカーを変える-光文社新書-田嶋-幸三/dp/4334034268www.amazon.co.jp