そのまんまたろうのブログ

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Sonomamma Taro no Blog

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今までみていた授乳はなんだったのか *誕生~生後2週間*

赤ちゃんが生まれてすぐ、赤ちゃんへの授乳の仕方を教えてもらっていた。

あかちゃんがおっぱいを吸う姿は見たことがあった。

だからあかちゃんが「おっぱいを吸う」ということは

あかちゃんと、お母さんのおっぱいがあれば、

普通に行われることだと思ったいた。

 

だけれど、あかちゃんへの授乳の指導をしてもらうと、

それはお母さんと、あかちゃんの絶妙な関係から成り立っていることなのだと知った。

 

お母さんのおっぱいから出る母乳は

あかちゃんに吸われることによって、

より作られていくらしい。

 

あかちゃんも吸い方がだんだんとうまくなっていくらしい。

 

あかちゃんがお母さんのおっぱいに「ぱくっ」と吸い付く。

そのタイミングや、お母さんのおっぱい、あかちゃんの口のポジション、

すべてが絶妙な関係性の中で成立する。

 

いままで普通に成り立っているとおもっていたことが、

ここまでお母さんと赤ちゃんが歩み寄り成立しているとは正直驚いた。

 

そして、その関係は、母乳が出るおっぱいや、

赤ちゃんに吸われても耐えうる乳首の状態、

赤ちゃんの吸う力、

二人の身体を土台に成り立っている。

それはものすごく貴重で尊いことなのだと感じた。

 

今まで普通に見えていた光景であったけれど、

そんな普通に見えていた光景の奥に

母さん、赤ちゃんの背景にはさまざまな苦労や葛藤がある。

そう知った時、自分の普通に見えていた光景は

とても貴重でかけがえなのない光景に変わる。

 

これは授乳に限った話でもないだろう。

今の自分には普通に見えていること光景も、

その奥にはさまざまな人の想いや苦労、喜び、たくさんのものが隠れている。

 

普通の光景というものはなく、

普通の光景と見ている自分だけがいる。

 

そんな普通の光景が、

かけがえない貴重な景色に変わっていくことは、

楽しさや喜び、嬉しさという言葉を超えて、

より自分の日常を豊かにしてくれるものなのだと感じた。