公開を前提に「書く」
自分の中にある、
自分だけの言葉を、
公開を前提に書くことで、
自分と他者との関係生の中にある
他者にも通じる言葉に置き換えることができる。
(通じる言葉は、他者と分かりあうための言葉という意味ではない)
公開を前提にしなければ、
自分の中にある言葉(想い)は
自分の世界から抜け出すことはできない。
たとえば人に話すとスッキリしたり、
悩みが消えることがある。
それは、他者に分かってもらったからではなくて、
自分の世界の中から抜け出せなかった言葉が、
「他者に通じる言葉」として、
自分の外に出せたことから生まれるのではないだろうか。
(実際に相手の言葉を理解せずとも、
ただ聴くことで、目の前の人は自然と癒されていく)
公開を前提に書けば、
自分の世界の中にある、
自分だけの言葉(想い)を、
他者に「通じる言葉」に
書きながら変換していくことができる。
(公開を前提に書くと、必ず自分以外の人の存在を意識して書く)
人にわかってもらうと
癒されるのではない。
人に「通じる言葉」に置き換えるだけできっと人は癒される。
他者に分かってもらうために書かなくてもいい、
ただ、自分だけの言葉の世界から、
他者にも通じる言葉の世界へ
自分の言葉(想い)を書き換えていけばいい。