そのまんまたろうのブログ

そのまんまこそ本物だ。自分のそのまんまを、受け入れ、認め、ゆるし、愛しています。

Sonomamma Taro no Blog

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自然農という学び場

田んぼの師は、
もう10年以上は自然農でお米を育てられている方なので、
僕らと比べたら経験値はまるでちがう。

今年の僕らの田んぼの実りはなかなかよく、
実りだけでなく、実るまでの過程もなかなかうまくできた。
草抑えの頻度も少なく、
適切なタイミングで、適切な関わりができ、
手間をかけすぎずに自然に沿って栽培ができたように思う。

今日は収穫祭で、その師と話した。

師は、僕たちの田植えのやり方をみて、
若干心配だったという。「これで大丈夫かなー?」と。

だけれど、特に僕たちに指導をすることもなく、
僕たちの田植えを見守っていた。

師は、結果的にうまくできたことに驚いていた。
逆に勉強になったという。

そんな師の人との関わり方が一番の僕らの学びなのだと思う。

僕たちの失敗する権利、失敗して落ち込む権利、を保証してくれていること。
自分の知識や技能を絶対視せず、人の田畑の様子も自分の学びに変えてしまうこと。

自然農の畑は、草も虫も敵としない。持ち込まない。耕さない。というのが基本的な原則である。

だからこそ、自然という大きな舞台の上で、自身の姿が試される。

「こうすればいい」といういつも決まった答えはない。何が正しいのか?ということが見えない中で、田畑と向き合う。

だからこそ、その人の学ぶ姿勢が試される。
自然農の田畑には、みんなの問いや、みんなの気づきがあふれている。

 

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