先日、未来デザインワークショップを終えて感じたことから。
未来デザインの第二局面は「現状把握局面」である。
現状把握とは、客観的な事実素材を集め、
現状=明確な事実を把握する局面だ。
これから僕は、地元で自分の未来をデザインしていく。
そうなると、自分の「現状把握」というのは、自分ただひとりの内面や、
自分の活動の現状を把握するだけでは、自分の現状把握といえないことがわかる。
(その地域で、その地域の市民と繋がりながら自分の未来はデザインされていくのだから)
自分の現状把握というのは、自分という一個人をこえて、
自分の地域や市民・身の回りにいる人たちの現状を把握するということなのだろう。
そうやって考えると、僕はまず、自分という一個人をこえて、
地域にいる人の声を聞くことが大事なのだろう。
そしてそれは、インタビューすることによって、
さらに深まっていくのだろう。
どれだけ顔を合わせていても、インタビューしなければ見えない部分は必ずある。そして、その見えない部分こそ、その人のニーズや、大切にしていることが隠されているように思う。
見えない部分を見えるようにすることをインタビューを通して行っていく。
その見えない部分が見えることで、
新たなつながりや、自分の役割や居場所がみえてくるかもしれない。
そんな想いをもってインタビューをしていきたいと思う。
第一回目のインタビューは、昨年、僕が生まれた街である蒲原にある古民家を購入された、千葉大学教授の木下勇先生にインタビューさせていただいた。
子どもの参画や、子どもの「遊び」をテーマ、
研究されている先生は、学生時代からこれまで多くの方々にインタビューをしてきたという。
そんなことから、インタビューの面白さや、聞くことの大切さについてのお話もしていただき、とっても有意義な時間だった。