パートナーのおじいちゃんが入院している。
もう、先はそんなに長くないと言われている。本人もそのことを知っているし、
自分自身で感じている。
おじいちゃんとは、よくおしゃべりをしたし、
いつもたくさん話を聞かせてくれて、自分のじいちゃんみたいだ。
そんなじいちゃんのお見舞いに行った。
おじいちゃんが、こういう状況になると、
自分はこの人生で何を残すことができたのだろうか。と考えるといっていた。
だけど、そんなことどうでもよくて、
生きてきた、生き抜いてきたこと自体が、
もうそれだけで意味あることなんだって言っていた。
生きる意味を探したり、
生きた証を残そうとする前に、
生きていること自体を忘れるなと言われた気がした。