4月から田んぼと畑を始め、自然農を本格的に学び始めました。
自然農の川口由一さんと辻信一さんの本「自然農という生き方」から、「弱さ」について書いてみました♩
「この果てなき宇宙生命界において、人の存在はもとから弱い小さな小さな存在です。強がらず、それを受け入れるというのは、すでに強いのです。弱い存在のままで生きるには、強い精神力が必要で、それを得れば、真に強い。人の悲しみや痛みがわかる。他人の存在を受け止める、尊重する。いのちある尊い存在として受け止め、尊重する。そのように生きられる人は、じつは強いのです。」
(自然農という生き方 〜いのちの道を、たんたんと〜)
すぐに弱さを変えなきゃって思っちゃう。
でも、本当の強さって、自分のその「弱さ」から生まれてくるのかもしれないな。
自分が感じている「弱さ」を克服しようと一生懸命になることが、
じつは本当の強さを失う一歩なのかもしれない。
自分の弱さ。
その弱さって、
何かができないこと、
何かにとらわれてしまうこと、
人の目が気になってしょうがないこと、
それは人それぞれ違うと思うけど、
いっかい、自分の弱さを見つめてみたい。
そうすると、「弱さ」を受け入れる「強さ」がまだなくて、
だから一生懸命「弱さ」を克服している自分がいるのかもしれないな。
「弱さ」はなんも悪くない。
ただ、「弱さ」を受け入れる「強さ」が
今の自分にはないだけかな。
でも、「弱さ」を受け入れることが「強さ」なら、誰とも「強さ」を競わなくても大丈夫だね。
だからみんな、「真に強い人」に絶対なれるね♩
5月に川口さんに会いに行ってきました。いい意味で、ものすごく普通の人でした。
誰とでも対等に接している姿、一つひとつの質問に丁寧に受け答えされている姿がとても心に残りました。