まなゆいでは、ネガティブな感情は「お知らせさん」。新しい自分、新しい現実を生きるときが来たよという、よきお知らせと捉えています。
癒しのまなゆいで、どんなネガティブな感情もただ、見つめ、受け入れる。すると、かならず「気づき」があります。
べてるの家の理念にも、「苦労を取り戻す」という理念があります。
そんな、僕らができれば味わいたくない「苦労」や「ネガティブな感情」の捉え方について、「安心して絶望できる人生」を元に、書いてみました。
べてるの家が大切にしてきた生き方の一つに「苦労を取り戻す」ということがあります。私は、精神科の専属ソーシャルワーカーとして仕事を始めて、入退院を繰り返す若者たちと出会ったとき最初に思ったことは、統合失調症を抱える当事者の苦しみは、病気を背負った以上に、「本来の自分らしい苦労を奪われている」ことだと思いました。
人に心配され、保護され、管理される人生ではなくて、自分らしい苦労が全うされる人生を取り戻すにはどうしたらいいだろうと考えたときに、商売するのが浦河の街で一番苦労できることだと思ったのです。
過疎化が進む街の中で、地元の商店街も事務所もみんな苦労しています。その地域の苦労の輪に入ることが、一つの可能性として見えてきました。
(引用:安心して絶望できる人生)
不安とか、悩みって絶対あるよね。
どんな時でも。
今、僕が感じている苦労は
自分らしい苦労なのだろうか?
大切なことは、
自分の、自分らしい苦労を取り戻すこと。
苦労は無くならないけど、
どうせ苦労するのならば、
自分らしい、自分の苦労をしたいね。
自分らしい苦労を取り戻す。
そのために、苦労を避けず、
自分で決めて、進んでいきたい。
自分らしい、自分の苦労の先には、
かならず、自分らしい、自分の気づきが待っているから。
苦労や問題がない人を目指すんじゃなくて、
自分らしい苦労をして、
自分と向き合い続けている。
そして、どんな今をも受け入れる、
そんな人であり続けたいな♩