そのまんまたろうのブログ

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2016.3.24 「沓を落とす人」張良の師匠はただのボケ老人?

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ボケ老人だって「師匠」になれる!

すべては、「学ぶ側」にあるのだ!

学ぶ側がどんな問いを立てるのか?

 

その「問い」次第で、

ボケ老人だって、

「師匠」と呼ばれるんですな〜♩

 

張良がすべてを悟り、兵法の奥義を会得したという逸話

それは、ただのボケ老人がたった2度沓を落としたことから始まったというお話。

 このエピソードから何を学びますか?

 

中国、漢代の高名な将軍張良は、若い頃の武者修行時代、旅先で黄石公という老人 に出会う。その老人は「自分は太公望秘伝の兵法の奥義を究めたが、お前はみどころ があるので奥義を伝授しよう」と語る。張良はたいへん喜び、黄石公老人に弟子とし て仕えることを決意する。

 

だが、老人が張良に教えることはなく、張良の毎日は師匠 である老人の世話で明け暮れる。兵法の奥義を求める張良の苛立ちは、しだいに募っ ていく。

 

そんなある日、市中を歩く張良は、悠然と馬に乗ってこちらに向かってくる黄石公 老人に出会う。馬が張良の前にくると、老人の左足の沓がポロリと脱げる。「履かせよ」 と老人は左足を差し出す。張良は黙って師匠の左足に沓を履かせる。別の日、張良が 街を歩いていると、ふたたび馬に乗った黄石公老人に出会う。今度は、師匠の両方の 沓がポロポロと脱げる。「履かせよ」と、二本の足を差し出す黄石公。

 

張良は、前と同じように師匠の両足に沓を履かせる。その瞬間、張良はすべてを悟り、兵法の奥義を 会得したという。

 

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内田樹 著 「先生はえらい」より

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↑いまや、犬も靴を履く時代のようです♩